大阪中之島美術館が開館!「Hello! Super Collection 超コレクション展 – 99のものがたり – 」

2月2日に開館した大阪中之島美術館に行ってきました。

美術館前に鎮座するのがヤノベケンジさん作「シップスキャット」。
ヘルメットに鮮やかな朱をまとう“招き猫”は
撮影スポットとして、
早や人気を集めていました。

オープニングを飾るのは、これまで40年にわたり同館が収集してきた収蔵品を紹介する「Hello! Super Collection 超コレクション展 ─99のものがたり─」

展示はあの佐伯祐三やモディリアーニの名作から、「具体」をはじめとする大阪発の前衛芸術などおよそ400点。絵画から貴重なポスター、家具など盛りだくさん。2時間半かけて、ゆっくり鑑賞しました。

▲こちらは、第2章の「Hello!Super Stars」の入り口。モディリアーニやルネ・マグリットの「レディ・メイドの花束」が見られ、感激。やはり本物のオーラは違いますね。

吹き抜けの空間も素晴らしく、美術館自体がアートです。

帰りは川沿いを歩いて、中之島のフェスティバルプラザでひと息。よく歩いたので「なんか食べたいね」ということなり、まずは「 魚がし日本一」へ。美術館チケットの半券を見せると、佐伯祐三さんのポストカードがもらえるキャンペーンがありました。その後は英国風パブの「HUB」で乾杯。こちらでも素敵な一枚をいただき、美術館みやげをゲット。おかげで丸一日アートを満喫することができました。

こちらのコラボイベントは超コレクション展ともに
3月21日(祝)の春分の日まで開催されています。

佐伯祐三に出会う、中之島グルメ&ショッピング(festivalplaza.jp)

大阪中之島美術館 住所:大阪府大阪市北区中之島4-3-1           https://nakka-art.jp/

宇宙(未来)から「招き猫」現る!大阪中之島美術館の「シップス キャット」

水都大阪のシンボル・中之島に新しい美術館が誕生します。
堂島川に面した入り口に、ひときわ存在感を放つ巨大な猫の彫刻。

この写真でピンとくる方も多いと思いますが、ヤノベケンジさんの作品。
21世紀に羽ばたく美術館を守る猫「シップス・キャット」です。

大航海時代に船乗りを癒す心の友として
世界中を旅した“船乗り猫”から着想を得たのだとか。

ヘルメットに鮮やかな朱をまとう猫が太陽に輝き、
宇宙(未来)から「招き猫」現る!
といった印象で、
神々しい💖

黒い外壁のコントラストと相まって、印象的ですね。
道行く人も振り返っていました。

「大阪中之島美術館」のオープンは2022年2月2日(水)。

もともと近代美術館を新たに建設するという大阪市制100周年記念事業の構想から、足かけ40年。長く待たれた美術館がいよいよ開館します。

ありがたい縁あって、オフィス・メイは今年7月にプレス内覧会の
運営もお手伝いさせていただきました。新春の開館が待ち遠しいです。

プレス内覧会にて2021年7月2日
堂島川方面から見た大阪中之島美術館(2021年11月13日撮影)

さすがクリエイティブアイランド。創造的な実験島だけあって、オブジェ多数。
カメラ片手に堂島川・土佐堀川界隈をそぞろ歩くのもおすすめです。

特別展「明恵の夢と高山寺」のプレス内覧会を行いました

中之島フェスティバルタワー・ウエストの4階にある中之島香雪美術館で初めての特別展「明恵の夢と高山寺」が明日3月21日(木・祝)から開催されます。それに先立ち、プレス関係者をお招きして内覧会を行いました。

明恵(みょうえ)上人は、京都・栂尾(とがのお)の地に高山寺を開いた鎌倉時代の高僧・明恵。高山寺は「鳥獣戯画」といえば、ハッと分かる方も多いかと存じます。国宝「鳥獣戯画」を中之島で展覧されます。明恵上人は、19歳の青年期から58歳の晩年まで自身の見た夢を記したことで知られています。その『夢記(ゆめのき)』は行数にして2500行を超える、470点余りが伝わっています。本展では『夢記』を手がかりに人間・明恵をご紹介していきます。どうぞご期待ください。

会期: 2019年3月21日(木・祝)〜5月6日(月・振替休日)

会場: 中之島香雪美術館